両者の争点整理案

 民事訴訟ではお互いの主張が錯綜し、論点がぼやけてしまうことがある。
 そこで「争点整理」として裁判長から整理したものを出すよう指示されることがある。
 弁護士の中にはこれを逆に使い、先に自分から争点整理を出して争点を絞らせ、裁判官が幻惑されないようにする場合もある。


 国分寺市の抗弁は膨大な行政資料や図書館のごく建前的な資料を出してくるなど、営業権の侵害とは関わりのないところへ逃げようとしていたため、原告はこうし たことをしたと思われる。